タヒチの新聞、La Depecheの取材を受けました。
2008年9月2日 火曜日 ホテルボラボラ アクティビティセンター
ボラボラ島にはギャラリーもあり、アーティストも活動しています。
そのせいか、南の美しい自然を描くNeiへの感心も高く、タヒチの新聞の取材の申込みがありました。
タヒチには2紙あって、よく読まれているのがこのLa Depecheです。
フレンチポリネシア(フランス領)のタヒチの公用語はフランス語。フランス人は母国語へのプライドが高く、英語を話さないとか。
取材に訪れた記者のフランソワーズさんもごたぶんにもれず、タヒチなまりのフランス語しか話さない。
フランス語が理解不能なわたくしのために、ホテルの副支配人リビオ氏が通訳をかってでました。
しかし彼の日本語はカタコト。
とどのつまりは英語による通訳となり、あやしい英語で思いのたけを述べるわたくしとのやりとりは、かなり、いや、とてもあぶなっかしこく、冷や汗の連続でした。
リビオさん、お疲れさま&ありがとう。
お手上げのフランス語
英語を話さない人とのコミュニケーションもしんどいけれど、英語をはなそうと
「努力する人」との会話もしんどいもの。
観光客の多いホテルと違って、街ではまったく英語が通用せず、もっぱらボディランゲージ。買い物は「これください」「いくらですか」でことたりるから問題なく。レストランでは日本語のメニューがあるからこれもOK。まあ、たいていのことは問題なく1日を無事にすごせます。
困ったのは、アーティストとの会話。彼らの、なんとか英語を話そうとする努力は見て取れるのだけれど、フランスなまりの英語は聞き取りづらく、会話がなかなか前に進まない。
お互いくたびれはてて次の話題に移り、また、次の話を持ち出し、しかし話しは進展せず。
まあ、なんとかこれまでの旅の話だの、いまある現状だのは理解し合えて、満足。
しかし、絵を描き陶を焼き石を彫るイロンディ氏との会話は楽しめました。彼の傍らでパレオを纏うコロンビア生まれの美しき女性を紹介して自慢げに「ボクの妻です」という。
「ボクは64歳で妻は24歳」にこやかにのたまう。ひぇ〜っ。それって犯罪かも。いや、うらやまぴい〜。
2度目は日仏完璧の日本人ガイドゆきちゃんをいざなって出かけたので、アート作品の輸出入の際のトラブルやあぶない話しなどを存分に聞く事ができました。めでたしめでたし。
❶ボラボラ島での追悼展 ❸新聞記事の紹介